つづくも寒さも立春越えれば、梅の蕾もほころぶ。
大宮工場に入場していた真岡のC12-66号機の整備が完了し、
回送のため水戸よりDE10が大宮へ単機回送される。
天気は朝から快晴、日向ならポカポカ陽気に誘われて、水戸の偕楽園へ…
吐玉泉口から梅の按配を見ながら歩いてみると、園全体としては開花はまだまだだが、
陽当たりの良い南崖はそこそこ咲きそろってきていた。

2023-2-21 単9730 常磐線 偕楽園-赤塚
朝の南崖下、ふわり梅の薫りをなびかせて…
なんだかんだ、梅が咲いたと聞けば偕楽園に足が向いてしまうのは、
庭仕事に従事しているからなのか、それとも県民性なのか…(^^;
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- 2023/02/28(火) 22:37:21|
- 常磐線
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遅ればせながら、今年最初の更新。
10年に一度という非常に強い寒波が襲われた今冬の日本列島…
そんな大袈裟な…と思いたい所だったが、実際のところは茨城県内でも降雪があり、
久慈川には大規模なシガが流れるほどであった…(^^;
1月27日、再び県北を中心に降雪の予報が発報され、水郡線内の安全確認単試が運転された。
台風通過後に設定される臨時単機試運転は過去に撮影したことはあったのだが、降雪予報による
臨単の撮影は今回が初めてである。

2023-1-27 水戸運輸区所管機関車留置線にて
出発の約1時間前、DE10のエンジンに火が入った。

夜間の始業点検は、エンジンルームの庫内灯が点灯する。

放熱ファンを強制回転、三つ葉が回ってエンジンは準備ヨシ!
始業点検を見届けて、どこで撮ろうかと沿線を北上開始、
常陸大宮を過ぎるとうっすら雪が目立ち始め、山方宿の先でトンネルを抜けると
路面状況が一変、シャーベット状の雪が気温低下により凍り始めており、
気を付けて運転しないとケツを振り出しかねない状況に…(-_-;)
上小川あたりまで行ってみたいところだったが、これ以上は危ないと感じ舟生橋手前でUターン
単試は中舟生で見送ることにした。

2023-1-27 単9837 水郡線 中舟生
「水沢腹堅(さわみず、こおりつめる)」
凍てつくレールにテールランプの光跡を残して、単機、夜の見回りへ…
外気温は氷点下、刺すように冷えた手にアツアツのマッ缶を忍ばせて見送った。
- 2023/01/31(火) 22:23:19|
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今年も残すところあと僅か…
冬至の頃、郡山を出場したホキが常陸大子を中継に、水戸まで回送された。
元々は西金駅に留置されているものだが、西金駅より発送されるバラスト輸送も今年いっぱいで休止、
終の棲家は水戸駅構内になった。
まずは常陸大子への単機回送を狙うべく山方宿へ

2022-12-23 単9841 水郡線 山方宿-中舟生
300ミリにテレコン噛ませ目一杯に館トンネル抜き、照り返しで浮き出るレールが良かった♪
常陸大子に到着したDE10は入換後、留置されていたホキを連結したのちエンジン停止、昼休憩となった。
晴れていても吹き付ける風で体感温度は極寒、すっかり冷え切ってしまったので
駅前のそば屋に駆け込みけんちん蕎麦を手繰って暖をとる…(^^;
腹も膨れたところで頃藤へ、まだ高い太陽位置に期待を託して山へ分け入った。

同日 配9840 水郡線 袋田-上小川
西日に照らされる上小川の家並み、そしてゆっくりと4橋を渡って行くDE10とホキ、
ホキが黒潰れしないか心配だったが、中の赤錆が逆に目立って浮きだってくれた。
レンズを付け直して、今度は頃藤集落へパン

同日同上 水郡線 上小川-西金
標高654メートル、奥久慈の奇峰と呼ばれる男体山の麓を、トコトコと行く…
その後追跡を試みたが、西金駅を素通りして水戸へ向かう列車の脚は思いの外速く、
瓜連での小停車にはタッチの差で間に合わず、さらに追いかけるも夕方の帰宅ラッシュで道路は混みあい、
水戸入区にも間に合わうことができず、今年の撮影はこれにて打ち止めとなった(^^;
さて、細々とながらブログアップしてきました「桃浦停車場-ももうらすてんしょ-」、
閲覧して下さる皆さま、今年もお付き合いいただき本当に感謝申し上げます。
来年もどうぞご贔屓に…☆
令和4年 師走 特急しらほ
- 2022/12/29(木) 22:52:20|
- 水郡線
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コロナ禍にともなう中止続きで3年ぶりの開催となった佐原の秋祭り(諏訪神社祭礼)
今年の秋祭りはただの「例祭」ではなく、3年に1度行われる年番引継ぎ行事のある「本祭」となった。
夕刻迫る16時前、山車年番である仲川岸区の山車を先頭に、各区より集結した13台の山車が整列、
それも仲川岸踏切と目と鼻の先という好条件、否応にも期待が膨らんだし、撮り逃すわけにはいかない…!
さてどこで撮ろう…
踏切付近より広角で仰いで撮ろうかと思ったが、神武天皇の大人形を強調させたい、
これは少し離れた場所から望遠で撮ろう…!
次第に薄暗くなってくると山車には提灯や行灯が取りつけられ、灯りが燈れば一層祭りのボルテージが上がる
そして年番引継ぎ行事を前に佐原囃子が奏でられる中、列車接近、踏切が鳴った。

2022-10-8 1092レ 成田線 香取-佐原
まさに「江戸優り」、佐原の大祭らしい一枚が切り取れた☆
ちなみに佐原の大祭における年番の交代は3年ごと、秋祭りに参加している区の数は14、
つまり次回また同じような条件で撮りたいとなると、ざっと数えても四十年近く先のことになる
それまでEF65は残っていないだろうし、鹿島貨物もいつまで走るかは分からない…私もとっくに爺さんになっているだろう…(^^;
なので尚更この日撮れたこのカットは、私にとっても大きいのである。
- 2022/12/25(日) 22:16:55|
- 成田線
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夏の天候不順もあったが、順調な生育のおかげで今年も良質な新米が出来上がった。
JA全農みやぎとJR貨物が主催する、宮城県産の新米を載せた新米列車の初荷式が、
今年も仙台貨物ターミナルにて挙行された。
以前から撮ってみたいと思っていたのだが、毎年式典の開催日が読み切れず、手をこまねいていた…
今年こそは…!とカレンダーと睨めっこ、祝い事なら「
大安」に賭けてみよう、
伸っても反っても恨みっこ無し!半ば博打同然で仙台へ。
仙台貨物ターミナルの跨線橋へ駆け上がって構内を探してみると…
あれに見えるはくす玉!ありがたや当たりを引いた☆

2022-10-4 仙台貨物ターミナル
他の入換をしながら式典の準備を進めるDE10-3510号機
稲穂をあしらった立派なヘッドマーク、ようやく撮る事ができて感無量…。

定刻、出発進行!
テープカットと同時にくす玉が割られ、汽笛一声新米列車が動き出した。

今年の第一便は「ひとめぼれ」10,8トンを積み込んで、出荷先は名古屋とのこと…
半ば博打で出掛けてきてみたが、ようやく目当ての列車が撮れて嬉しさもひとしお、
撮影後は仙台名物の牛たんをたらふく食べて、帰途についた。
- 2022/12/09(金) 23:37:27|
- 東北本線
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